教室のご紹介 --- 成長のステップ

フリーハンドが考える成長のステップは次の通りです。(数字が大きいほど高いレベルです)
学習内容の深さのレベル( 学習レベル )と、学習の自立度合いのレベル( 自立レベル )を
意識しながら指導しています。

◆ 学習レベル [4段階]
 レベル S1 基礎・原理の理解
 原理や規則、定理など基礎的なことを理解し、覚えていく段階です。
 この段階で基礎をどれだけ深く理解できたかが、その後の成長度合いに大きく影響します。
 この段階では、解決のヒントを与えるのではなく、生徒の理解度に応じてしっかり解説します。

 レベル S2 基本の習得
 基礎的な知識を問う問題を練習する段階です。
 この段階では、基礎や原理が確実に自分のものとして定着しているかどうかを見ます。
 基礎や原理の理解が不十分だと思われる場合は、再度、基礎の解説を行います。

 レベル S3 応用力の習得
 基本事項を組み合わせた応用力を養う段階です。
 この段階では、基礎的知識を基にした発想力や論理力を確認します。
 応用のベースになる基本に弱点がある場合は、基本問題に戻って学習します。

 レベル S4 新しい課題の発見と解決
 習得した基礎知識や応用力をもとに、与えられた課題ではなく、自らが疑問に思うことや
 知りたいことを課題として、その解決を考える段階です。
 例えば 「地球温暖化の抑制策を考える」 など、自分でテーマ学習ができる段階であり、学習
 の集大成の段階でもあります。

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◆ 自立レベル [4段階]
 レベル I1 強制的学習
 勉強に興味が持てず、半ば強制的に課題を与えてようやく勉強できる段階です。
 「わからない」が積み重なった結果、このような状態に陥っていることがほとんどです。
 少しずつ 「わかる」 を経験することで、この段階は自然に卒業していきます。

 レベル I2 依存的学習
 勉強しなければいけないという意識はあるものの、
 何をしていいのかわからず、指示がなければ何も学習できない段階です。
 学習が習慣づき、コツがわかってくると、少しずつ自分でノートを開き勉強できるようになって
 いきます。

 レベル I3 自発的学習
 特に指示しなくても、自発的に学習することができる段階です。
 ただし、何をどう勉強すべきかについてはアドバイスを必要とします。自分の目指す方向が
 明確に定まってくると、どういう勉強をすればいいのかも少しずつわかってきます。

 レベル I4 自立的学習
 自分の目標と現状を比べ、自ら課題を把握して学習に取り組める段階です。
 このレベルでは、効果的な学習方法など、経験に基づいたアドバイスをすることと、間違った
 方向に努力していないかをチェックすることだけで十分です。

フリーハンドでは日々の学習の中で、少しでも高いレベルに到達できることを目標としています。
ただし、これらのレベル設定はあくまで目標像であり、生徒ぞれぞれをレベルづけして競わせる
ためのものではありません。
一人ひとりが未来に向けて自分に合ったペースで成長していくことが、何よりも大切だと
考えています。

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